眺めのわるい部屋〜山奥で木を削る日々〜山奥の村で4匹のウサギと暮らす木工家の製作日記

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杉のミニテーブル 後編 20:42
今日の奈良は風が強くとても寒いです。
枯葉が舞い散り、山の景色も殺風景な冬景色へと移行中。


今回は前編の続きです。
まずは裏面の塗装から。
使用オイルはいつもと同じオスモのエキストラクリアーとノーマルクリアー。










足の付け根のアップ。






表も塗装しました。







下塗りをエキストラクリアーで3〜5回塗り重ね、
上塗りをノーマルクリアー2回塗りで仕上げてます。






写真じゃちょいとガニマタに見えます・・・。




では、完成品を。
















ちょっと判りにくいですね。
実物はもっと深みの有る落ち着いた雰囲気が有るのですが・・・。
室内撮影は携帯カメラには厳しいです。
良いデジカメが欲しいデス。







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| テーブル | comments(1) | trackbacks(0) | posted by 父Boo -
杉のミニテーブル 前編 12:12
まだまだ秋と思ってたら、いきなり寒くなりました。
お隣の針では最低気温がついにマイナスに。
山小屋でもあまりの寒さに休憩室にストーブを出しました。
作業場は火をたけないのでほとんど吹きさらしの状態。
隙間風というか、屋根があるだけみたいな小屋なんで、
これから辛い季節がやってきます・・・。

ちなみに昨日の作業場の気温は8度位。
動いてると丁度良いので、ガンガンバリバリ仕事しろって事ですね・・・(笑)。


今回のテーブル、今年の夏ごろの作品です。
前からやってるウサギブログの方で一度アップしたのですが、
リニューアルして再公開。

今回のミニテーブル、天板が長さ80センチ、幅45センチ位でオーダー頂いたもの。


これが材料の板。
長さ2メートルのヤツからチョークで線を引いたところを使う予定。













作業台の上で。
1mくらいの長さの板があれば良かったのですが、丁度良いのがなかったため、
長い板から良いとこだけ取りました。
残りは30センチくらいに切り揃えてテーブルの板脚の材料にします。





今回使う脚の材料。
板で脚を作る事が多いのですが、今回はリクエストに応じてヒノキの古木の枝を
使いました。
白太が腐って赤身の芯だけになった、かなりヒネた木です。






ワイヤーブラシで磨いた状態。
よく乾いてますが、脂が乗ってて良い感じ。






脚の位置決め。
色々向きを変えながら、良さそうな位置を探します。






位置が決まったので、しっかりと印を付けておきます。






ダボ代わりの丸棒をはめる為の加工(穴あけ)を脚、天板に施す。






ダボだけでは心もとないので、足の形に合わせてちょっと掘り込んでみました。






アップにするとこんな感じ。
浅くても掘り込んであると、強度が結構違ってくる気がします。
加工はトリマーで掘ってます。





脚をつける前に、裏面の仕上げ。
#400のペーパーで仕上げてます。




脚の接着。
脚の木口が、掘り込んだ底にしっかりとつくようにボンドをつけて叩きこみます。





脚の長さの微調整。
ほんのちょっとの事ですが、ガタつく原因になるので
長さを揃えました。

曲がった木をぴったり同じ長さに切り出すのは難しい・・・。
治具を作ればいいのでしょうが・・・正直面倒なもので(苦笑)。






長さの修正がおわったら、底にジュウタンを貼ります。
床を傷つけない為と、脚の木口からでる湿気で床を傷めないように
する為、テーブルに限らず、床に接触する所にはジュータン貼りが必要だと思ってます。
特に畳の上に置くときは、そのままだと湿気で畳がボロボロになる時があるので要注意です。




アップ。






表面や細部も磨いてほぼ完成。
この後、塗装に入ります。

やたらと長くなったので前編はここまでにします、後編は塗装と完成写真をお送りします。





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| テーブル | comments(4) | trackbacks(0) | posted by 父Boo -
山桜で看板(表札)作りました 20:14
先日、看板(と言うか、大き目の表札?)の注文があり、
ストックしてあった丁度良い大きさの山桜の板で製作しました。
この山桜、もともとはテーブル用に製材してあったのですが、
乾燥途中でほとんどが割れてしまい、しかたないので生き残った部材を
取り出してストックしておいたもの。
板に挽いた時は幅が70センチを超える大きな材だったのですが・・・。
広葉樹の乾燥は難しいです・・・。

ちょっと余談ですが、山桜などのサクラ類。
独特の色味と肌合いが人気があるのですが、
元々が流通してる量が少なく、貴重な材料です。
そのせいか、雰囲気が良く似ているミズメやマカンバ(カバノキ)などを
サクラと称して売っている事があります。
板になっていると違いが良く判らないのも確かなので、
知らずに売っているならともかく、
関係の無いカンバ類を、堂々とサクラの仲間といって売ってる所には
正直腹が立ちます。

サクラと良く似ているから、
サクラの代わりとして、
そういう理由で使うものであって、
最初からサクラの仲間です、とか
色の綺麗なものをサクラと言います、とか書いてあるのを見ると、
これはちょっと酷いんじゃないかなぁと思ったり・・・。

カンバはカンバで良材なんだからサクラに偽装する必要なんか
無いと思うんだけど・・・。
まぁ、これは最近の事ではなくて昔から(調べると明治時代から!)そうらしいのですが。


閑話休題・・・

すみません、サクラを見る度に気になってるので、つい余計な事を
書いてしまいました。
本題に戻ります。




これが材料になる山桜。
中心部が割れてしまってありません。
この状態で長さ約3尺、幅が約8寸程度、厚みが8分から1寸3分位。
今回は「まっすぐになっていいから赤身の良い所だけで」とのご希望だったので
長さ80センチ、幅21センチで木取りました。





余計な部分を切り落とす為、材をしっかり固定して
丸のこ用のガイドもしっかり固定。
丸ノコで縦挽きってあまりやりたくないのですが、
今回は反りも無く木目も通ってるし、厚みも薄いので丸ノコで。






こんな感じで切り落としました。






これからプレナーで厚さの調整。
8分(約24ミリ)から1寸3分(約39ミリ)位と、両端でかなり厚みの差があるので、ちょいと強引に削ります。






削りかすの山・・・。
燻製が出来る・・・?。






厚みも整い、スッキリ。
長さを調節する為、両端を切り落としたので厚みは結局9分(約27ミリ)ちょいくらい。






欠けたりしたら嫌なので、この時点で軽く面取り。
面取りかんな、こういう直線的な材の場合、非常に役に立ちます。
逆に言うと、自然木では出番はほとんどありません・・・。





カンナで荒削りした後、ペーパーでサンディング。
途中、何度も水拭きしながら傷が残らないように磨きます。






完成品のクローズアップ。
今回は表札なので無塗装仕上げです。
しっとりと脂の乗ったサクラの肌は、
手触りはツルツルで表情はとっても艶やか。





ピンクの肌にほんのりと緑色の筋があるのがお判りいただけるでしょうか?。
サクラ独特の色味です。







あまり手がけない貴重なサクラですが、
やっぱり良い木ですね。
とにかく手触りが最高に気持ちよいです。
しっとりスベスベ、まるで理想のお肌のようです(笑)。




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| その他 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by 父Boo -
ケヤキの花台をたくさん作ろう 19:10
普通は自分でストックしてる材料を使って作るのですが、
お客さんからの材料持ち込みも大歓迎でやってます。

このケヤキの花台はお客さんが持ち込まれた材料で製作させてもらいました。
共木というのか一本の木から輪切りしたモノが八枚。

私の所では、花台に限らず、同じ種類のものを大量に製作することはまずアリマセン。
自然木の性質上、全く同じものを作る事はもともと不可能ですが・・・。
兄弟品?と言えばいいのでしょうか、今回は同じケヤキで同じ製作過程をふむものが八枚。
大量と言うのは大げさですが(笑)。

一枚を完成させてから、次の一枚にまた最初の工程から取り掛かる・・・という制作方法では手間が掛かりすぎるので、
一つの工程を八枚同時に済ませてから次の工程へ、と言う方法を取りました。

・・・でも、これが普通のやり方な気もしますが・・・汗





材料はこんな感じです。
白太が、ヒビ、腐り、虫食い・・・とかなり痛んでおり、
中途半端に残しても形や色味が悪くなると判断して、赤身の部分だけを
使う事に決めました。







乾燥は充分な材料ですが、ケヤキという木は固いです。
腐ってるところはサクサク取れますが、痛んでない所は
白太と言えども固い上に粘り気があって大変でアリマス。







コツコツと鑿で形を作っていきました。
八枚終わる頃には取り去った白太のブロックの山が出来ました。

この後は周囲をグラインダーで荒削りして形を整え、
サンダーを使ってペーパーがけ。
表面と裏面もサンダーで。
(ペーパーの番目は♯80→♯120→♯180→♯240→♯400の順で掛けていきました。)

この工程は、作業に没頭しすぎて写真を撮り忘れてますあせあせ





無事に仕上がり、塗装中。
例によってオスモのエキストラクリアーを使いました。
塗装も全部まとめて一気に仕上げます。






完成です。
今回の塗装はエキストラクリアーを五回ほど塗り重ね、普通仕上げ塗りに
使うノーマルクリアーはお客さんの好みで使ってません。
























同じように見えても、みんな少しずつ違うところが自然木の良さ。




木の質感を写真でお伝えするのはなかなか難しいですが、
上手く伝えていけるよう、試行錯誤中デス。
ちなみにこのブログの写真はすべて携帯カメラです。




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| 花台 | comments(4) | trackbacks(0) | posted by 父Boo -
イチョウのマナ板を作る 21:30
「幅32センチ長さ50センチ厚み4センチ位のまな板が欲しい」
「普通の真四角のヤツは面白くないので自然木の雰囲気が欲しい」
・・・とのご要望を元にイチョウの板でまな板を作りました。

まな板に適した木も、ヒノキ、朴の木、イチョウ等いろいろ有りますが
ちょうど良く乾いたイチョウの板がストックしてあったのでイチョウに決定。
イチョウ、乾燥が不十分だと臭いがきつくて(要は生の銀杏の臭いです)まな板には問題が有るのですが、
この板は切っても削っても全く問題なし。

イチョウのまな板を購入されるときは、よく臭いをかいでから購入された方が良いですよ(笑)。









耳付きの材だったのでまずは皮むきから。





粘っこくて綺麗に剥がすのは大変でしたが、肌を傷つけないように丁寧に皮をむいていくとこれだけのカスが出ました。





もともと2寸板(約6センチ厚)だったのを、4センチまでプレナーで削ります。
ちょっと削ったつもりでしたが、ビックリする位の削りかすが・・・。
勿体無いといえば勿体無いのですが、あまり分厚くても使い勝手が良くないので
思い切って削りました。





木口の仕上げのクローズアップ。
このあたりの仕上げ方も人によって違うみたいですが、
私はこんな感じが好みです。






面を取る時は、丸過ぎず硬すぎず、すっきりとしてて手には優しい。

写真がイマイチなので判りにくいですが・・・。






右側の長い板が材料になった板です。
6尺(約180センチ)ちょっとの板からこのまな板の部分を切り出しました。
材料の板の右下と、まな板の左上がつながってました。




完成品。
写真のせいでぼやけた雰囲気になってますが、
実物はしっとりとつややかな肌をしてます。

そろそろ良いデジカメが欲しい・・・。

幅と厚みは注文どおり、長さだけは父Booの判断で10センチ長く60センチに仕上げました。
取りにこられたお客さん、実物を見た瞬間から「うわ、すご〜い!」と、
とっても喜んで頂き、なんていうか、製作者冥利に尽きる思いの父Boo、
お値段は?の問いに、おもわず「タダでいいですよ」って言いそうになりました(笑)。

どんなものを作ってもそうなのですが、お客さんに喜んでもらえる事が何より嬉しい父Boo。
途中でどれだけ苦労しようが、大変な事があろうが、お客さんの「良いもの作ってもらって嬉しいわ〜」の声ですべて吹っ飛びます。

今回のまな板、あまりマナ板を使う機会の無い父Booなので、使い勝手等、色々考えながら作っていたのですが、
「勿体無くて使えない」とまで言って頂いて嬉しい限り。
でも、使ってこそマナ板。
傷だらけになったらまた削りなおすだけ、どんどん使ってくださいね。




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杉のテーブル(座卓) 後編 10:35
前回の「杉のテーブル(座卓)前編」の続きとなります


最終仕上げも終わり、いよいよ塗装に入ります。




下塗り完了。
違いがお判りになるでしょうか?。
杉本来の色が蘇り、木目もくっきりと浮かび上がってきます。



木裏も同じように塗装します。




埋め込んだ板もくっきりと浮かび上がってきました。
こちらはタブ。


こちらはケヤキ。
見えない所ですが、これはこれで面白いような気もします。



塗装に使うオイルですが・・・
私はオスモの塗料を使ってます。
最近、オイルと言えばオスモ、ってな感じで有名になっているので
余計な解説をする必要も無いですね(笑)。

でもちょっとだけ・・・。
もう8年ほど使用していますが、
「毎年のように値段が上がっていく」事以外は、ほとんど不満はありません。
主にエキストラクリアーとノーマルクリアーを使用しています。
着色仕上げはお客さんの強い希望があるとき以外、基本的にしません。
きちんと下地の処理をしてあれば、失敗する事も無いので
DIYをされるお客さんにもおススメしています。

ただ、施工方法だけは試行錯誤の末、説明書のとおりには使ってません。
仕上がりの好みもあるので、私の方法がベストだとは思いませんが、
自然な雰囲気で仕上げるには、下塗りはたっぷりと、仕上げは薄く何回も、です。
下塗り、仕上げ塗りで計5〜8回くらい重ね塗りしてます。
その他にもコツみたいなものが有りますが、企業秘密ということで(笑)。

下地の処理が終わって、最初の下塗りをする瞬間が、私は大好きです。
木が持つ本来の色味が蘇り、木目が浮かび上がる・・・
それまでの苦労が一瞬で吹き飛ぶ気がします。

ただ、オスモに限らず、オイル仕上げは下地の状態がそのまま出ます。
いい加減に仕上げてあると、いい加減な雰囲気にしか仕上がりませんし、
傷が残っていると、くっきりと浮かび上がってきます。
そのため、塗装に入る前には念入りにチェックして確認するのですが、
塗装後にもう一度チェックすると、思わぬ所に磨き傷が見つかったり・・・。
完璧を実現するには、よりいっそうの努力と修行が必要なようです・・・。






それでは完成品の写真をご覧ください。












脚は萱の木ですが、このテーブル専用ではなく、展示用の仮の脚です。



クローズアップ

















前回100年と書きましたが、木目を数えてみると200年は経っていそうです。
と言う事は江戸時代に生まれた木だったのですね。
明治大正昭和平成・・・と長い時間を経て私の所にやってきたこの杉の板。
私より遥かに年上であるこの杉に対して、私なりに敬意を持って仕上げてきたつもりです。
これから先の第二の人生(木生?)、このままの姿でなくても、様々な人の手を経ながら、色々な物に姿を変えながらでも、何十年、いや何百年と生きていって欲しいですね










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杉のテーブル(座卓) 前編 09:42
杉の一枚板を使ったテーブルを作りました。




これが材料の杉板です。
自然乾燥で7,8年寝かせてあったモノです。
この状態で長さが2メートルほどありますが、
小口にひび割れが多いため、5尺(150cm)に仕上げる予定です。





これは木裏。芯付近に結構腐りが入ってます。
銘木というよりは変木に分類されそうな木ですが、
100年以上の年月を経てきた古木なので、
節の跡や入り皮、腐りなど、自然木ならではのさまざまな表情が
楽しめる良材だと個人的には思っています。





ベルトサンダーを使って荒削り。
なかなか綺麗な木目と色をしています。
両端は切り落とす予定のため削ってません。





長さを5尺にそろえる為に両端を切断しました。
木目とひび割れの具合を良く見ながら、慎重に切断するラインを決めます。
ほんの数センチでガラッと雰囲気が変わる所が怖いというか面白いというか・・・。






いわゆる耳付き材の為、皮肌が残っているのですが、そのまま使うには
すこし状態が悪いようです。





枝の跡の周りの入り皮が結構深く入り込んでます。
これは削って仕上げた方が良さそうなので、
この時点で削る事に決めました。





木表です。
腐ったり痛んだりしてる所を綺麗に掃除して、180番のペーパーをかけた状態です。
ここで木表はしばらくこのままにしておいて、木裏に取り掛かります。





木裏。
ここも鎖や痛んだ所を綺麗に取り除き、その後強度に不安があったので
板を埋め込みました。
普通は契りを入れるのですが、結構大きな溝が出来てしまってるので、
ちょっと大げさかも・・・と思いながら強度アップと暴れ防止のために
板で補強してみました。





こちらはケヤキの板です。

深さの目安にトリマーで何箇所か掘り込みを入れ、
その後は鑿で穴を掘り、ケヤキの板を叩き込みました。
スキマだらけでは意味が無いので、ケヤキの板が突っ張り気味に
なるように穴を掘ったのですが、こういう細工をする時は、見えなくなる裏の方が
何故か上手くいくような気がします(笑)。



こちらはタブ。
同じように叩き込みます。
よく乾燥していて狂いの無い板をストックしてある端材から探し出しました。


本当は吸い付き桟で仕上げるのが正統派なのでしょうが・・・。
個人的な好みも有って、よほどの事がない限り桟を入れる事はありません。
薄い板なら効果的だと思いますが、2寸以上の厚みの板が暴れだすと、桟を入れても・・・。

木の暴れ対策は、材料選びの時点で、よく乾いて狂いの少ないものを選ぶ
事で対処してます。
(こうやって書くと簡単な事のようですが、実際に木を選ぶのは難しいです。
もっと経験をつまなければ・・・)

この辺の仕上げ方は、好みの問題以外でも、木の種類や使用状況などでいくらでも
やり方があり、これが正解という方法は一つではない所が、木工の難しい所であり、
また面白い所でもあるのだと思います。








ほぼ仕上げが終わった状態です。
塗装の前にじっくりとチェックをして、問題が無ければいよいよ塗装に入ります。

その工程は後編で・・・。


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