まだまだ秋と思ってたら、いきなり寒くなりました。
お隣の針では最低気温がついにマイナスに。
山小屋でもあまりの寒さに休憩室にストーブを出しました。
作業場は火をたけないのでほとんど吹きさらしの状態。
隙間風というか、屋根があるだけみたいな小屋なんで、
これから辛い季節がやってきます・・・。
ちなみに昨日の作業場の気温は8度位。
動いてると丁度良いので、ガンガンバリバリ仕事しろって事ですね・・・(笑)。
今回のテーブル、今年の夏ごろの作品です。
前からやってるウサギブログの方で一度アップしたのですが、
リニューアルして再公開。
今回のミニテーブル、天板が長さ80センチ、幅45センチ位でオーダー頂いたもの。
これが材料の板。
長さ2メートルのヤツからチョークで線を引いたところを使う予定。
作業台の上で。
1mくらいの長さの板があれば良かったのですが、丁度良いのがなかったため、
長い板から良いとこだけ取りました。
残りは30センチくらいに切り揃えてテーブルの板脚の材料にします。
今回使う脚の材料。
板で脚を作る事が多いのですが、今回はリクエストに応じてヒノキの古木の枝を
使いました。
白太が腐って赤身の芯だけになった、かなりヒネた木です。
ワイヤーブラシで磨いた状態。
よく乾いてますが、脂が乗ってて良い感じ。
脚の位置決め。
色々向きを変えながら、良さそうな位置を探します。
位置が決まったので、しっかりと印を付けておきます。
ダボ代わりの丸棒をはめる為の加工(穴あけ)を脚、天板に施す。
ダボだけでは心もとないので、足の形に合わせてちょっと掘り込んでみました。
アップにするとこんな感じ。
浅くても掘り込んであると、強度が結構違ってくる気がします。
加工はトリマーで掘ってます。
脚をつける前に、裏面の仕上げ。
#400のペーパーで仕上げてます。
脚の接着。
脚の木口が、掘り込んだ底にしっかりとつくようにボンドをつけて叩きこみます。
脚の長さの微調整。
ほんのちょっとの事ですが、ガタつく原因になるので
長さを揃えました。
曲がった木をぴったり同じ長さに切り出すのは難しい・・・。
治具を作ればいいのでしょうが・・・正直面倒なもので(苦笑)。
長さの修正がおわったら、底にジュウタンを貼ります。
床を傷つけない為と、脚の木口からでる湿気で床を傷めないように
する為、テーブルに限らず、床に接触する所にはジュータン貼りが必要だと思ってます。
特に畳の上に置くときは、そのままだと湿気で畳がボロボロになる時があるので要注意です。
アップ。
表面や細部も磨いてほぼ完成。
この後、塗装に入ります。
やたらと長くなったので前編はここまでにします、後編は塗装と完成写真をお送りします。
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